パンを焼くことが日常になってしばし。小麦粉はここずっと韓国の製品です。 日本でポピュラーと聞く黄色や紫の袋の粉も見かけるけど、店頭に並んだら早い物勝ちなのか?空振りばかりするので、いつ行っても買える韓国食品店のものに落ち着きました。
袋を開けるとちゃんと粉の甘い香りがあって、焼き上がりの香ばしさも食感もじゅうぶん満足で、今は「この粉じゃなきゃ!」というくらい惚れ込んでいます。韓国人ひとりあたりの小麦粉消費量は日本人より多いそうで、きっと取り扱いから製粉技術まで一貫を極めているんでしょうね。そんな印象です。
左が薄力粉、右が強力粉。
もともとフィリピンは小麦生産国ではなく、販売されているのは輸入品のはずですが、貯蔵環境が良くないのか、スーパーにあるものはちょっと悲しくなる香りのことがあります。オーガニック食品店で良質のものも手に入るけど、いろいろ試して焼き上がりは ↑↑↑ が秀逸でした。大袋で値段もリーズナブルだし、そこも消費の多い我が家にぴったりです。
...ということで、この粉のことは誰にもナイショ( ˘ ³˘)
ハード系は強力粉と薄力粉を混ぜたものをベースに全粒粉やライ麦粉を足したり、ふすまや焙煎五穀を入れてみたり、その時々で変えます。酵母はホシノ生種メインで、冷蔵庫でゆっくり寝かせます。
丸め方やハリのタイミングなどパンによって違うのはもちろんのこと、湿度や気温に左右されながら慌てたりのんびり待ったり、亜熱帯のパン作りも良いことと面倒なこと半々です。「暑さで生地がダレやすい!」とずっと気候のせいにしてきたけど、それは気候のせいじゃなく私の拙劣さの成せる技で、長いことそこに止まっていました ( ꒪⌓꒪)
上質なこの粉のおかげでパン作りを続けられて、そんなあれこれに気づかされる修羅場を何度も踏み、ここで作る私なりのカスタマイズができあがってきました。継続はやっぱりチカラなり。
7年前、ワケもわからず血迷っていた頃の日記です
https://cookpad.com/diary/2372011